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# 日本の元号、その由来・出典一覧

2019年5月から、令和の時代を迎えることになりました。昭和生まれの私も平成を経て、令和の時代の3つの時代を生きることになり感慨深いものがあります。

令和が発表された際にその由来、出典について盛り上がりましたが、過去の元号についての由来、出典が一覧になっているものがなかったので、作ってみました。

令和の出典が万葉集であり、初めての和籍からの元号となりましたが、それまでは平成を含めてすべて漢籍が出典です。特定の漢籍ではなく、様々な漢籍の書籍が出典となっています。

まだまだたくさんの元号について記載できてない部分が多いので、都度追記していきたいと思います。

# 元号・出典表

元号 読み 西暦 出典・由来 出典・由来箇所 読み、意味など
令和 れいわ 2019~ 『万葉集』梅花歌三十二首序文 初春令月、木淑風和、梅鏡前粉之披、蘭珮後香 初春の令月にして、木淑く風和らぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後(はいご)の香を薫らす
平成 へいせい 1989~2019 『史記』五帝本紀 内平外成 内平かに外成る
『書経』大禹謨 地平天成 地平かに天成る
昭和 しょうわ 1926~1988 『書経堯典』 百姓昭明、協和萬邦 百姓(ひゃくせい)昭明にして、萬邦(ばんぽう)を協和す
大正 たいしょう 1912~1926 『易経』彖伝・臨卦 大亨以正、天之道也 大いに亨(とほ)りて以て正しきは、天の道なり
明治 めいじ 1868~1912 『易経』 聖人南面而聴天下、嚮明而治 聖人南面して天下を聴き、明に嚮(むか)ひて治む
慶応 けいおう 1865~1867 『文選』 慶雲応輝 慶雲応(まさ)に輝くべし
元治 げんじ 1864 『周易』 乾元用九、天下治也
『三国志』 天地以四時成功、元首以輔弼興治
文久 ぶんきゅう 1861~1863 『後漢書』謝該伝 文武並用、成長久之計
万延 まんえん 1860 『後漢書』馬融伝 豊千億之子孫、歴万載而永延
安政 あんせい 1854~1859 『群書治要』巻38 庶民安政、然後君子安位矣
嘉永 かえい 1848~1853 『宋書』楽志 思皇享多祐、嘉楽永無央 皇を思い多く享(すすめ)れば、嘉を祐(たす)け、楽永く央(つきる)無し。
弘化 こうか 1844~1847 『書経(尚書)』周官 弍公弘化、寅亮天地
天保 てんぽう 1830~1843 『尚書』- 仲虺之誥 欽崇天道、永保天命 欽んで天道を崇べば、永く天命を保んず。
文政 ぶんせい 1818~1829 『尚書』舜典 舜察天文、斉七政
文化 ぶんか 1804~1817 『周易』賁卦彖伝 観于天文、以察時変、観乎人文、以化成天下
『後漢書』荀淑伝 宣文教以章其化、立武備以秉其威
享和 きょうわ 1801~1803 『文選』 順乎天而享其運、応乎人而和其義
寛政 かんせい 1789~1800 『左伝』 施之以寛、寛以済猛、猛以済寛、政是以和
天明 てんめい 1781~1788 『尚書』 顧諟天之明命
安永 あんえい 1772~1780 『文選』巻一、東京賦 寿安永寧、天禄宣明、温飾迎春
明和 めいわ 1764~1771 『尚書』 九族既睦、平章百姓、百姓昭明、協和万邦、黎民於變時雍
宝暦 ほうれき 1751~1763 『貞観政要』 及恭承宝暦、寅奉帝図、垂拱無為、氛埃靖息
寛延 かんえん 1748~1750 『文選』 開寛裕之路、以延天下之英俊也
延享 えんきょう 1744~1747 『芸文類聚』 聖主寿延、享祚元吉
寛保 かんぽう 1741~1743 『国語』周語 寛所以保本也、注曰、本位也、寛則得衆
元文 げんぶん 1736~1740 『文選』 武創元基、文集大命、皆体天作制、順時立政、至于帝皇、遂重熙而累盛
享保 きょうほう 1816~1735 『後周書』 享茲大命、保有万国
正徳 しょうとく 1711~1715 『尚書』正義 正徳者自正其徳
『尚書』大禹謨(第3段落) 正徳、利用、厚生、惟和
宝永 ほうえい 1704~1710 『旧唐書』 寶祚惟永、暉光日新
元禄 げんろく 1688~1703 『文選』 建立元勳、以歷顯祿、福之上也
貞享 じょうきょう 1684~1687 『周易』 永貞吉、王用享于帝、吉。 永貞なれば吉、王用って帝に享す、吉。
天和 てんな 1681~1683 『尚書』 奉答天命、和恒四方民居師
『前漢書』 嘉承天和伊楽厥福
『後漢書』 天人協和、万国咸寧と天和於上、地洽於下
『荘子』 与人和者謂之人楽、与天和者謂之天楽
延宝 えんぽう 1673~1680 『隋書』音楽志 分四序、綴、三光、延寳祚、渺無疆
寛文 かんぶん 1661~1672 『荀子』致士篇 節奏陵而文、生民寛而安、上文下安、巧妙之極也
万治 まんじ 1658~1660 『史記』 衆民乃定、万国為治
『貞観政要』 本固万事治
明暦 めいれき 1655~1657 『漢書』律暦志 大法九章、而五紀明歴法
『後漢書』 黄帝造歴、歴与暦同作
承応 じょうおう 1652~1654 『晋書』律暦志 夏商承運、周氏応期
慶安 けいあん 1648~1651 『周易 乃終有慶、安貞之吉、応地無疆
正保 しょうほ 1644~1647 『尚書』正義 先正保衡佐我烈祖、格于皇天
寛永 かんえい 1624~1643 『毛詩朱氏注』 寛広、永長
元和 げんな 1615~1623 徳川家康の命により、唐の憲宗の年号から決定
慶長 けいちょう 1596~1614 『毛詩注疏』 文王功徳深厚、故福慶延長也
文禄 ぶんろく 1592~1595 杜佑『通典職官十七』 凡京文武官、毎歳給禄
天正 てんしょう 1573~1591 『文選』 君以下為基、民以食為天、正其末者端其本、善其後者慎其先
『老子』 清静者為天下正
元亀 げんき 1570~1572 『毛詩』 憬彼淮夷、来献其琛、元亀象歯犬賂南金
『文選』 元亀水処、潜竜蟠於沮沢、応鳴鼓而興雨
永禄 えいろく 1558~1569 『群書治要』巻26 能保世持家、永全福禄者也
弘治 こうじ 1555~1557 『北斉書』 祇承宝命、志弘治体
天文 てんぶん 1532~1554 『易経』 仰以観於天文、俯以察於地理
『孔安国尚書注』 舜察天文斉七政
享禄 きょうろく 1528~1531 『周易』 居天位享天禄
大永 たいえい 1521~1527 『杜氏通典』 庶務至微至密、其大則以永業
永正 えいしょう 1504~1520 『周易緯』 永正其道、咸受吉化、徳弘(施)四海、能継天道
文亀 ぶんき 1501~1503 『爾雅』釈魚 十朋之亀者、一曰神亀、(中略)、五曰文亀
明応 めいおう 1492~1500 『周易』 其徳剛健而文明、応乎天
延徳 えんとく 1489~1491 『孟子』 開延道徳
長享 ちょうきょう 1487~1488 『文選』 喜得全功、長享其福
『春秋左氏伝』 元体之長也、享嘉之会也、利義之和也、貞事之幹也
『後漢書』 長享福祚、垂之後嗣、此万全之策也
文明 ぶんめい 1469~1486 『周易』 文明以健、中正而応、君子正也
応仁 おうにん 1467~1468 『維城典訓』 仁之感物、物之応仁、若影随形、猶声致響
文正 ぶんしょう 1466
寛正 かんしょう 1460~1465
長禄 ちょうろく 1457~1459
康正 こうしょう 1455~1456
宝徳 ほうとく 1449~1451
文安 ぶんあん 1444~1448
嘉吉 かきつ 1441~1443
永享 えいきょう 1429~1440
応永 おうえい 1428
明徳 めいとく 1390~1393
康応 こうおう 1389
嘉慶 かきょう 1387~1388
至徳 しとく 1384~1386
永徳 えいとく 1381~1383
康暦 こうりゃく 1379~1380
永和 えいわ 1375~1378
応安 おうあん 1368~1374
貞治 じょうじ 1362~1367
康安 こうあん 1361
延文 えんぶん 1356~1360
文和 ぶんな 1352~1355
観応 かんのう 1350~1351
貞和 じょうわ 1345~1349
康永 こうえい 1342~1344
暦応 りゃくおう 1338~1341
建武 けんむ 1334~1337
正慶 しょうきょう 1332~1333
元徳 げんとく 1329~1331
元弘 げんこう 1331~1333
元徳 げんとく 1329~1330
嘉暦 かりゃく 1326~1328
正中 しょうちゅう 1324~1325
元亨 げんこう 1321~1323
元応 げんおう 1319~1320
文保 ぶんぽ 1317~1318
正和 しょうわ 1312~1316
応長 おうちょう 1311
延慶 えんきょう 1308~1310
徳治 とくじ 1306~1307
嘉元 かげん 1303~1305
乾元 けんげん 1302
正安 しょうあん 1299~1301
永仁 えいにん 1293~1298
正応 しょうおう 1288~1292
弘安 こうあん 1278~1287
建治 けんじ 1275~1277
文永 ぶんえい 1264~1274
弘長 こうちょう 1261~1263
文応 ぶんおう 1260
正元 しょうげん 1259
正嘉 しょうか 1257~1258
康元 こうげん 1256
建長 けんちょう 1249~1255
宝治 ほうじ 1247~1248
寛元 かんげん 1243~1246
仁治 にんじ 1240~1242
延応 えんのう 1239
暦仁 りゃくにん 1238
嘉禎 かてい 1235~1237
文暦 ぶんりゃく 1234
天福 てんぷく 1233
貞永 じょうえい 1232
寛喜 かんぎ 12291231
安貞 あんてい 1227~1228
嘉禄 かろく 1225~1226
元仁 げんにん 1224
貞応 じょうおう 1222~1223
承久 じょうきゅう 1219~1221
健保 けんぽ 1213~1218
建暦 けんりゃく 1211~1212
承元 しょうげん 1207~1210
建永 けんえい 1206
元久 げんきゅう 1204~1205
建仁 けんにん 1201~1203
正治 しょうじ 1199~1200
建久 けんきゅう 1190~1198
文治 ぶんじ 1185~1189
元暦 げんりゃく 1184
寿永 じゅえい 1182~1184
養和 ようわ 1181
治承 じしょう 1177~1180
安元 あんげん 1175~1176
承安 じょうあん 1171~1174
嘉応 かおう 1169~1170
仁安 にんあん 1166~1168
永万 えいまん 1165
長寛 ちょうかん 1163~1164
応保 おうほ 1161~1162
永暦 えいりゃく 1160
平治 へいじ 1159
保元 ほうげん 1156~1158
久寿 きゅうじゅ 1154~1155
仁平 にんぴょう 1151~1153
久安 きゅうあん 1145~1150
天養 てんよう 1144
康治 こうじ 1142~1143
永治 えいじ 1141
保延 ほうえん 1135~1140
長承 ちょうしょう 1132~1134
天承 てんしょう 1131
大治 たいじ 1126~1130
天治 てんじ 1124~1125
保安 ほうあん 1120~1123
元永 げんえい 1118~1119
永久 えいきゅう 1113~1117
天永 てんえい 1110~1112
天仁 てんにん 1108~1109
嘉承 かじょう 1106~1107
長治 ちょうじ 1104~1105
康和 こうわ 1099~1103
承徳 しょうとく 1097~1098
永長 えいちょう 1096
嘉保 かほう 1094~1095
寛治 かんじ 1087~1093
応徳 おうとく 1084~1086
永保 えいほ 1081~1083
承暦 しょうりゃく 1077~1080
承保 しょうほう 1074~1076
延久 えんきゅう 1069~1073
治暦 じりゃく 1065~1068
康平 こうへい 1058~1064
天喜 てんぎ 1053~1057
永承 えいしょう 1046~1052
寛徳 かんとく 1044~1045
長久 ちょうきゅう 1040~1043
長暦 ちょうりゃく 1037~1039
長元 ちょうげん 1028~1036
万寿 まんじゅ 1024~1027
治安 じあん 1021~1023
寛仁 かんにん 1017~1020
長和 ちょうわ 1012~1016
寛弘 かんこう 1004~1011
長保 ちょうほ 999~1003
長徳 ちょうとく 995~998
正暦 しょうりゃく 990~994
永祚 えいそ 989
永延 えいえん 987~988
寛和 かんな 984~986
永観 えいかん 983~984
天元 てんげん 978~982
貞元 じょうげん 976~977
天延 てんえん 973~975
天禄 てんろく 970~972
安和 あんな 968~969
康保 こうほう 964~967
応和 おうわ 961~963
天徳 てんとく 957~960
天暦 てんりゃく 947~956
天慶 てんぎょう 938~946
承平 じょうへい 931~937
延長 えんちょう 923~930
延喜 えんぎ 901~922
昌泰 しょうたい 898~900
寛平 かんぴょう 889~897
仁和 にんな 885~888
元慶 がんぎょう 877~884
貞観 じょうがん 859~876
天安 てんあん 857~858
斉衡 さいこう 854~856
仁寿 にんじゅ 851~853
嘉祥 かしょう 848~850
承和 じょうわ 834~847
天長 てんちょう 824~833
弘仁 こうにん 810~823
大同 だいどう 806~809
延暦 えんりゃく 782~805
天応 てんのう 781
宝亀 ほうき 770~780
神護景雲 じんごけいうん 767~769
天平神護 てんぴょうじんご 765~766
天平宝字 てんぴょうほうじ 757~764
天平勝宝 てんぴょうしょうほう 749~756
天平感宝 てんぴょうかんぽう 749~756
天平 てんぴょう 729~748
神亀 じんき 724~728
養老 ようろう 717~723
霊亀 れいき 715~716
和銅 わどう 708~714
慶雲 けいうん 704~707
大宝 たいほう 701~703
朱鳥 しゅちょう 686
白雉 はくち 650~654
大化 たいか 645~649

各元号の出典、由来をならべて見てみると、それぞれの時代がより良い時代になるようにという願いが込められています。令和の時代がより良い時代になりますように。