新進気鋭のアーティストの展覧会。うたう命、うねる心を見てきた

新進気鋭のアーティストの展覧会。うたう命、うねる心を見てきた

表参道のスパイラルで開催されている新鋭作家の展覧会を見てきました。

開催概要

名称うたう命、うねる心
会期2019 年 7月4日(木)ー23日(火)
場所スパイラルガーデン(スパイラル1F)
会館時間11:00-20:00
入場料無料
公式サイトhttps://www.spiral.co.jp/topics/spiral-garden/aaa3

混雑状況

休日の早めの時間帯ではありましたが、混雑はしていませんでした。ゆっくりと鑑賞することができます。
私が訪問した時は、女性の方が数人と親子連れが1組程度でした。新鋭の作家だけあって、認知度が低いのかもしれません。

内容

3人の女性作家を取り上げてた展覧会です。順番にご紹介します。(敬称略)

大小島真木

クジラのインスタレーションでした。
海辺で取得したプラスチックや網などの人工物を使ってクジラの造形を描き出しています。

川越ゆりえ

個性的で創造性の高い昆虫標本を展示しています。
それぞれに個性的な虫たちの標本には感情が現れているかのようです。

笹岡由梨子

ビデオのインスタレーションでした。
「Kyoto Art for Tomorrow2019─京都府 新鋭選抜展─」で、最優秀賞を受賞した『Gyro』

感想

クジラインスタレーション

スパイラルガーデンは通路のようなところでもあるので、するっと通り道にみることができるという点で、気軽さがあります。入場料も無料なので、上質な生活雑貨を取り揃えているスパイラルマーケットへの道すがら立ち寄った感じでした。

3つの作品の中で空間が上手く活用されていたのは、大小島真木のクジラのインスタレーション。スパイラル状の坂道の縦に長い空間を上手く使って、クジラの優美さ、存在感の大きさがよく出ている展示となっていました。

川越ゆりえの作品は独特な風合い。昆虫がモチーフなので、当然な点もありますが、足の造形がかなりリアル。
胴体は感情がその胴体に表れているかのように表情が豊かです。標本箱の中に入っている感じが無機質で何か怖さを感じます。

笹岡由梨子のビデオインスタレーションは津波などの自然災害を受容する文化を描いていたのかなと思います。
一人芝居のような形での進行で見入ってしまいました。音楽が独特な感じでしたので、一度見てみるといいかもしれません。

巡回

以下の巡回情報がありました。お近くの方は一度見てみてはいかがでしょうか?
2019年11月13日(水)−2020年1月18日(土)京都(ワコールスタディホール京都 ギャラリー)

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