リヒテンシュタイン侯爵の至宝展に行ってきた

リヒテンシュタイン侯爵の至宝展に行ってきた

ヨーロッパの小国リヒテンシュタイン。名前は知っていましたが、ほとんど知識なかったのですが、至宝を堪能に行ってきました。

開催概要

名称

建国300年 ヨーロッパの宝石箱

リヒテンシュタイン侯爵家の至宝展

開催期間

2019/10/12(土)~12/26(木)

*好評につき、最終日が12/23(月)→12/26(木)に延長だそうです。

開館時間

10:00-18:00(入館は17:30まで)

毎週金・土曜日は21:00まで(入館は20:30まで)

開催会場

Bunkamura ザ・ミュージアム

料金

一般 1600円

混雑状況

訪問したのは11月後半の休日だったのですが、思ったより人がいるなぁといった印象でした。最前列で見れなくもないのですが、少し人垣になっているかなといった感じでした。

少し待てば最前列でゆっくりと見ることができたので、ゆっくり見ることはできました。
会期の終盤になってきているので、だいぶ混雑してきているかもしれません。好評につき会期延長とのことですので、混雑具合は増してくるのかもしれません。

リヒテンシュタインという名前がかなりマイナーな印象であることが影響しているのかはわかりませんが、色々なものを見てきた、目の肥えた年配の方が多くいらっしゃったように思います。若い方はあまり見かけなかったようにも思いますが、女性の1人の方は何人かお見かけしました。

内容

7章だてで構成されており、かなりしっかりとした分類分けがなされていた印象でした。

絵画から、陶器まで色々な種類があったことから、細かくなったようにもおもいますが、しっかりと解説がなされているのは、勉強にもなり有難いなあと思います。特に面白いと思ったのは、4章と5章の対比ですね。

東洋文化を西洋に取り込んでいく文化の象徴のような陶器類が存在している一方で、西洋での陶器文化も習熟していくような感じを受けました。

日本人としての馴染みの問題はあるかもしれませんが、東洋の陶器である、景徳鎮や古伊万里は模様柄が洗練されていて綺麗な印象でした。

リヒテンシュタイン侯爵家の歴史と貴族の生活

リヒテンシュタイン侯爵家が500年以上かけて、優れた美術品を集めた結果として、侯爵家コレクションが形成されています。第1章ではそんな侯爵家の人々の肖像画と、貴族生活の雰囲気をよく表した絵画を紹介されています。

宗教画

クラーナハ(父)やルーベンスといった巨匠の作品もあります。これに加えて、イタリア・ルネサンスやバロックの作品も存在しています。主題も色々と多岐にわたっていて、コレクションの魅力を形成する一つになっているようです。

神話画・歴史画

ルネサンス期に主題に取り上げられることが増えた神話画は人気の主題となりました。侯爵家も当代で人気の画家による神話画を積極的に収集しています。第3章では神話画とともに、実際の出来事を象徴的に描いた歴史画や、神話画が描かれた磁器作品も合わせて展示されています。

磁器―西洋と東洋の出会い

東洋の磁器はヨーロッパで人気になって、中国や日本から大量に流入しました。そうした磁器はときにはヨーロッパ人の趣味に合わせて金属装飾が施されることもありました。ヨーロッパで磁器が制作されるようになった後も、東洋風の彩色が好まれていたとのこと。

ウィーンの磁器工房

ハプスブルク家のもと帝都として栄えたウィーンに1718年にデュ・パキエが設置した磁器工房は同家の庇護を受けながら大いに発展し、優れた磁器作品を多く生み出しました。工房はその後帝国直属となり、18世紀末にはゾルゲンタール男爵の下、さらなる発展を遂げました。侯爵家の別荘が工房の近くにあった縁もあり、侯爵家コレクションにはそんなウィーン窯で製作された磁器の中でも、特に華やかで技巧を凝らした作品が収蔵されているらしく、その一端が見れます。

風景画

都市で過ごす侯爵にとって、アルプスの山々の雄大な姿は、アルプスに抱かれた領地を有するリヒテンシュタイン侯爵家にとって特別な意味があったらしく風景画も多く収蔵されているとのこと。

花の静物画

別の季節に咲く花を一堂に描きこむ静物画のなかでも特に人気の主題でした。侯爵家コレクションには、陶板画や磁器の絵柄として描かれたものも含めて、花を描いた作品が多く収蔵されています。この章ではヴァルトミュラーのような当代の人気画家が描いた繊細かつ華やかな作品が多く展示されています。

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巡回

全国巡回が予定されているみたいです。

  • 2020年1月12日(日)~2月24日(月・祝)宇都宮美術館
  • 3月6日(金)~4月19日(日)大分県立美術館
  • 5月2日(土)~7月5日(日)東京富士美術館
  • 7月14日(火)~9月6日(日)宮城県美術館
  • 9月18日(火)~11月29日(日)広島県立美術館

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